?「すべてのギャンブルは純粋に数学的事象であり、直感に頼るギャンブラーはトータルでは決して勝つことはできない」と、著者は言いきる。ギャンブルに関して世の中には必勝法と銘打った嘘やイカサマが無数にある。金額の大小にかかわらず、金銭が伴うということでそれが顕著になる。そんな嘘や必勝法を、ジャンケンから競馬、ルーレット、ポーカーに至るまで確立・統計を用いて暴き、本当の必勝法とは何かを述べている。 公営ギャンブルからブラックジャック、ルーレット、宝くじ、TOTOに至るまで、その胴元の儲けのしくみを「期待値、控除率」を用いて紹介する。この期待値とは「ある特定の賭け方に対して理論上戻ってくる割合」であり、控除率とは「賭けられた金額に対するギャンブル主催者の利益率」である。この2つを理解することにより、ギャンブルの裏側や、楽しみ方がわかってくる。つまり、「堅実なギャンブラーになれる」ということである。 各章末のコラムにも注目すべきものがある。身近な事例を確立・統計を用い、ギャンブルにみたてて損か得かを証明するのだ。イチローをいくらで獲得すれば得するか、といった軽いトピックについても、打率などから確率・統計を用いて理論的に説明されており、興味深い。内容を理解するためには高校卒業程度の数学の知識が必要とされるが、それがあれば、十分楽しめるだろう。(松長泰広)
確率・統計は様々な選択において有効に使えることがわかる。
「確率はほんの少しの状況設定で異なってくるP.32」「長期的に「偶然」は良く起こるP.33」「かける回数を増やし、常に同じ金額をかけ、本命狙いに徹すれば、ギャンブルは確実にまけるP.155。」「イチローを獲得すると勝率はどれだけ上がるかp.188-195」「努力は必要条件にすぎない、ランダムな世界を理解し、それと正しく対処する力量がなくてはならない。p.201」等、直感に頼らず、確率・統計を現実世界に生かす方法を説明している。数学の理論は初心者には難しいものがかなりあり、確率の理論をこの本で学ぶのは難しい。楽しく流し読みして「確率がいかに現実世界に使えるか」を感覚的につかむのによい。
まとまっていてなかなか良い本です
私は読んで面白いと思いましたが、あくまでもギャンブルに詳しくなるための本ではなく、確率論・統計学への入門書(興味を引くためにギャンブルを例にいるとっているだけ)です。
確率論・統計学について知ってみたいが、通常の入門書は堅苦しくて・・・という方にはお勧めできます。
身近にギャンブル好きの人がいて、その人にギャンブルを止めさせるために読むというのはお勧めできません。ギャンブルは胴元が一番儲かるというのが鉄則であり、それはこの本を読まなくても皆知っていることだとおもいます。ギャンブルは儲けるためにやるだけではなく、賭けてから結果が出るまでのドキドキ感が堪らないからやるわけですから。
あくまで確率・統計に興味がある人向け
この本を読むことでギャンブルの勝率アップに繋がる、という人は 皆無とまでは言わないですが、ほぼいないでしょう。競馬予想家の須田さんなど データ派と呼ばれる人たちの予想方法に興味があるけど 統計とか確率とかよく分からんから勉強したいという人は この本よりも(一般向けの)統計入門書を買った方がいいです。 他の人も書いていますが 確率の話をするためのネタとしてギャンブルを取り上げている本です。 ただ、単純に読み物としてそれなりに面白いですし また、本格的なデータ分析によるギャンブル予想をしたい人ならば 最低限理解していないといけない内容が書いてあるとはおもいます。
ギャンブルを冷静に分析する、うさんくささ皆無の本
ギャンブルというのは、お金にせよ、オッズにせよ、数字が支配する世界であるから、本来は、数学的な世界なのである。 たいていのギャンブラーは、熱くなっているだけで、なんにも計算していないように見えても、頭の中では、相当な計算をしているはずだ。 ただ、その人なりの計算が、はたして数学的に妥当なのかどうか、それはわからない。 たぶん、結果が、すべてを物語っているだろう。 ギャンブルは、のめりこむと、生活資金のすべてを失う世界であるから、その計算というやつの妥当性は、たとえいくらかでも、確かめておきたいものだ。 そこに、本書のような、数学的、理性的に解説してくれる本があると助かる。 というか、ギャンブルに明確な指針をもたない、カンにたよる人々にいくらかでも指針を与えてくれる、数少ない本なのである。この本は。 なにせ、著者は、競馬情報を流して生活する人でもないし、まして予想屋でもないし、なんとかのブローカーでもないし、ノミ行為をするわけでもないし、ダフ屋でもない。 ギャンブルとは、いっさいの利害関係のない人なのだ。 かといって、ギャンブルを毛嫌いし、ギャンブルの絶滅を願っているわけでもない。 純粋に数学的な研究の対象として真摯に対応しているだけなのだ。 たとえば、確率統計での大数の法則、つまり、ギャンブルをやればやるほど、当たる率は、ある一定の値に近づくという法則を回避するには、どうするか? なんていうテーマの記述には、正直、意外性を感じて笑ってしまった。 結局、ギャンブルとのつきあいかたが、健康的ですがすがしいのだ。 もっとも、ギャンブルには、楽しみの側面もあるわけだから、数学的な妥当性で割り切れるものでもないってことも確かではある。 そういった、余裕の読み方で、この本を読みたいものだ。 ただし、数学はけっこう難しいので覚悟は必要か。
ギャンブルを冷静に分析する、うさんくささ皆無の本
ギャンブルというのは、お金にせよ、オッズにせよ、数字が支配する世界であるから、本来は、数学的な世界なのである。 たいていのギャンブラーは、熱くなっているだけで、なんにも計算していないように見えても、頭の中では、相当な計算をしているはずだ。 ただ、その人なりの計算が、はたして数学的に妥当なのかどうか、それはわからない。 たぶん、結果が、すべてを物語っているだろう。 ギャンブルは、のめりこむと、生活資金のすべてを失う世界であるから、その計算というやつの妥当性は、たとえいくらかでも、確かめておきたいものだ。 そこに、本書のような、数学的、理性的に解説してくれる本があると助かる。 というか、ギャンブルに明確な指針をもたない、カンにたよる人々にいくらかでも指針を与えてくれる、数少ない本なのである。この本は。 なにせ、著者は、競馬情報を流して生活する人でもないし、まして予想屋でもないし、なんとかのブローカーでもないし、ノミ行為をするわけでもないし、ダフ屋でもない。 ギャンブルとは、いっさいの利害関係のない人なのだ。 かといって、ギャンブルを毛嫌いし、ギャンブルの絶滅を願っているわけでもない。 純粋に数学的な研究の対象として真摯に対応しているだけなのだ。 たとえば、確率統計での大数の法則、つまり、ギャンブルをやればやるほど、当たる率は、ある一定の値に近づくという法則を回避するには、どうするか? なんていうテーマの記述には、正直、意外性を感じて笑ってしまった。 結局、ギャンブルとのつきあいかたが、健康的ですがすがしいのだ。 もっとも、ギャンブルには、楽しみの側面もあるわけだから、数学的な妥当性で割り切れるものでもないってことも確かではある。 そういった、余裕の読み方で、この本を読みたいものだ。 ただし、数学はけっこう難しいので覚悟は必要か。
講談社
ツキの法則―「賭け方」と「勝敗」の科学 (PHP新書) ビジネスに生かすギャンブルの鉄則 図解 ツキの法則 ギャンブル家の数学組曲「確率」 (数学ワンダーランド) 天才数学者はこう賭ける―誰も語らなかった株とギャンブルの話
|