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フィンランド空軍戦闘機隊
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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空戦とユーモアー
ソ連がフィンランドに侵攻することで勃発した冬戦争(1939年11月30日?1940年3月6日)
と停戦後に再び起こったソ連とフィンランドの継続戦争(1941年6月26日?1944年9月19日)
を戦い抜いたフィンランド空軍のエースパイロット、イルマリ ユーティライネン氏の
自伝です。
本を読むまでは大国ソ連に攻められて小国フィンランド空軍は悲壮な決意で
戦ったんじゃなかと勝手に思い込んでたのですが、いざ読んでみると隊での悪ふざけや
同僚との会話などにユーモアーが多く明るくて悲壮感は全く感じませんでした。
戦争ですから、厳しいことや悲しいこともあったと思うのですがそれらには
あえて触れないのか、あまり書かれていません。
困難に直面したときに、このように明るく立ち向かうのも一つの理想だと思いました。
空戦の話も沢山出てきますので、空戦好きの人は楽しめると思います。
お気に入りの一冊なので星5つとしました。
なお本書は継続戦争までで、ソ連との停戦後のドイツとのラップランド戦争
までは書かれてはいません。
フィンランドの空の英雄!!
小国フィンランドを守り通したエースパイロットの話として大変興味深く読みました。当時のフィンランドの戦闘機は米国製「バッファロー」、「カーチスP36」、フランス製「モランソルニエ」等雑多な飛行機群でありました。さぞかし整備もたいへんだったことでしょう。そもそも人口200万の小国が2億を超える国と戦争をし、侵略を防いだ事自体奇跡といえるでしょう。第二次世界大戦時、他国の侵略を防いだ国は英国とフィンランドだけでした。また、「バッファロー戦闘機」がメッサーシュミットMe109Gよりパイロットによっては重宝がられているのは意外でした。日本の評価はシンガポール航空戦やマレー半島で日本陸軍「隼」戦闘機にコテンパンに撃ち落とされた印象しかありません。所変われば評価にもかわるということでしょうか。たしかにソ連空軍相手だとイタリア製「フィアットG50」でも評価があがるわけですし。いずれにしても読み応えのある一冊といえます。
豊富な記録と感動
意外に知られていないことだが,欧州大戦において独立を保った小国は,実はフィンランドのみである。本書はフィンランド軍のトップエースが記した,手記とも言うべき良書である。戦火の渦中にありながら,フィンランド人はたくましく,清新だ。かなり厚めの本だが,内容はさらに濃い。資料や欄外の注釈も豊富である。何より,苦難の時代に独立を守りきった彼の国に,無私で国難に立ち向かった政治家や軍人に,私たちは大いなる感動を覚えることだろう。
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