『ブラザーフッド』を観て戸惑った人必読
映画『ブラザーフッド』はとんでもない映画だった。単純に泣いたという人はともかくなんだコリャ!という人も多いはず。あの映画の原題は太極旗を翻して/TAE GUK GI で、ガチンコに朝鮮戦争(6.25動乱)を描いておる故に少々ワヤな構成やんかという印象を受けたんだろう。僕もその一人だ。しかし、この本を読めばあの戦争自体が相当ワヤで結構行き当たりばったりであることが分り、義勇軍がジンギスカンや三国志演義時代の軍であるかのように描写されていたことが理解できる。だって、僕らがTVで観戦した先の戦争とは全然別物だったのだから。韓流とかいう宣伝文句や涙で〜とかの思考停止に違和感を感じた人に是非読んでほしい。 ただし、誠実に冷静に読むことをお勧めします。
写真・イラストが豊富
朝鮮戦争についての、入門編として便利な本です イラストなどが豊富ですし、主要な人物や世界情勢などもわかりやすく解説されています。かなりの部分が、陸戦学会「朝鮮戦争1〜9巻」などから引用されていますが、よく纏められておりこの本(上下)で、朝鮮戦争についての一通りの理解ができるでしょう。
知られざる「朝鮮戦争」の実像に迫る
朝鮮戦争というと、日本人は「神武景気」という戦後の経済復興の契機となった特需くらいの関心しかないのではないだろうか?しかし大戦後約5年後に勃発したこの戦争は、かっての日本軍とは比較にならない程近代化された北朝鮮軍と、圧倒的な海空陸軍力で立ち向かう米軍が「国連軍」として戦った最初の「現代戦」である。 上巻では、ソ連製戦車部隊で先制奇襲攻撃をかける北朝鮮軍に対して、戦車を一台も所有していなかった韓国軍が悲壮な肉迫反撃を敢行する様、マッカーサーが現地に赴き、トルーマン大統領に派兵を具申し、国連安保理によって決議が決定、あっという間に米軍を中心とする「国連軍」が主導権を握り、北朝鮮が存亡の淵に立たされるまでを描いている。 雑誌『歴史群像』の記事を集めたものなので、記事の著者の見解が統一に欠けるきらいはあるが、戦況、兵器などのカラー図式が豊富なので、まずはこの知られざる隣国の戦争を概観するための資料としての価値がとても高い。
学研
アドルフ・ヒトラー 権力編―わが闘争の深き傷痕 (歴史群像シリーズ 42) アドルフ・ヒトラー 戦略編―独機甲師団と欧州戦線 (歴史群像シリーズ 43) 日本の防衛―防衛白書〈平成20年版〉 韓国併合 (岩波新書) 小説 太平洋戦争〈9〉 (山岡荘八歴史文庫)
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