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寵妃ロクセラーナ
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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トルコ版『大奥』
題材は面白いのですが、物語としての面白みはあまりないかもしれません。内容はタイトルの一言ですんでしまうかと思います。
塩野七生『イタリア遺聞』(新潮文庫)所収、『奴隷から皇后になった女』とあわせて読むともう少し面白くなるかもしれません。
小説家としてはまだまだ未熟
澁澤龍彦の妹であり、トルコ旅行記作家である著者が、小説に挑戦した一冊。 16世紀、オスマン帝国の最盛期を築いたシュレイマン大帝。その妃であったフッレムを主人公に、宮廷内の策謀と権力争いを描き出している。フッレムはもともとウクライナ出身の女奴隷で、ロクセラーナとは「ロシア女」という意味の蔑称。 紀行作家としては力量のある著者だが、小説家としてはまだまだ未熟。会話のぎこちなさ、人物造形の奥行きのなさなど、欠点が多い。紀行作家であるためか、ついついモスクや名所に詳しい説明を加えてしまったり、現在の様子を語ってしまうのはご愛敬か。 肝心の物語もいまひとつ。
悪女?良妻?
オスマン・トルコ帝国の最盛期、三大大陸に渡る大帝国を築きあげた壮麗王シュレイマン大帝。 その寵愛を一身に集め、女奴隷から皇妃にまで登りつめた女フッレム(ロクセラーナ)をめぐる一大ロマン。フッレムはシュレイマン大帝を操り、ライバル達を蹴落とした悪女としてのイメージが強いが、この小説の中では、心からシュレイマン大帝を愛し、子供たちを守るため必死に生きる良妻賢母的な描かれ方をしていている。 今まで持っていたイメージが全く覆されたが、話はとても面白かった。 シュレイマニエ・ジャミィやシェフザーデ・ジャミィなどを訪れる前に読んだら良いと思う。
集英社
「ハーレムの女たち」 落日のボスフォラス イスタンブールからバスに乗って―旅の終わりはキプロス島 オスマン帝国―イスラム世界の「柔らかい専制」 (講談社現代新書)
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