おとなの小論文教室。



おとなの小論文教室。
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商品カテゴリ:人文,思想,学習,考え方
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迷える若者にお勧めの一冊

なんだか、すごく親近感の湧くお話がいっぱいつまっていました。
僕は、まだまだだけど、ごく最近やっとその悩みから抜け出せそうです。

この本は、小論文をかくための本では決してありません。
もちろん、良い意味で言っています。

小論文というと、文章表現の技術的な話にもなりかねませんが、
この本は、自己表現とは何か、人に伝えるコミュニケーションとは何か、自分の存在とは何か。
そのこと自体に、気付いていなかったり、
方法を知らなかったりする10代後半?20代後半によくありそうな
何かぽっかりとあいてしまった悩みについて、
著者の山田ズーニーさんと、『ほぼ日刊イトイ新聞』の
『おとなの小論文教室。』の読者とのやりとりが紹介されています。

僕は、美術大学を経て、無謀にも学際系大学院を進学し、
そして、論文が書けず挫折、休学して、いま社会人をしています。
だから、経験や世代的にも、同じような悩みについて共感してしまうことが多々あります。
決して、学校では教えてもらえないことだけど、
立場として求められてしまうことに悩みますね。

だけど、多くの人が悩んでいることだから、
はずかしいことではないと、悩んでいる人を応援したい。

僕も悩んでいる一人でしたが、継続的な努力をした結果、
なんとか、物事を論理的に考え文章を書くことにはだいぶ抵抗がなくなってきました。
しかし、人と面と向かってやりあうことには、まだまだだと思っています。
とりあえず、一つ一つ解決していくしかないですね。

タイトルには、おとなって入っていますが、
迷える若者にお勧めの一冊です。
通りすがりのバイオ研究者

この本は小論文を書くための技術論ではない。如何に自分を表現したら良いのかそのことの大切さを書いている。
何を書くかということよりも、どの様な考え方(動機付け)も基づいて書くか、その方が重要である。
また、何かを書くためには正直な気持ちにならなければいけない、という言葉には共感を持った。

何かを表現しないことは、そこに自分がいないことと同じである、
という指摘には考えさせられた。
改めて自分の表現方法やそのプロセスについて考えてみようという気になった。
ごめんなさい、判らない

読者のレビューの多さにつられて読んでみました。でもこの本の良さが一体何なのか良くわかりませんでした。「教室」と書いてあるので、小論文の書き方等方法論を述べているのかと期待しましたが、内容はホームルームの様な教室のご紹介で終わっています。



考えるトレーニング

考える為にはトレーニングが必要です。この本は読者と一緒に道を辿ってくれているような気がしました。

書評は既に皆さんがお書きの通り。備忘の意味もあり、キーワードをいくつか抜き出して見ます:
頭が止まっている→問いが立たない。答えを探すのではなく、具体的な小さな問いを沢山立てる。要約:一言で言うと?根本思想は何か?外を見る、要約する、動機を創る。読者の存在が分かった。自分だけの視点ではなく、読者の側からものを見ると言う事が分かった。岐路がAとBがあればどっちが自分は成長するか?才能は自分の中に無く、社会の中にある、他者の中にある。自分を開く。批判より優しく見てあげる方が難しい。主語を入れる事ができない、関係把握ができない。読む・聞く→考える→書く。基礎をコツコツと積み上げる。なぜ自分から掴みに行かないのか?深く考える、考えた事を表す。文章を評価したり、文章を書く力を伸ばしてあげる。などなど。

根底は優しさと真剣さがあるのだと思いました。コミュニケーションの基本です。
この本の中で

たった数ページでも心が洗われる心境になったのはなぜだろう。
まだ読んでいる途中だ。しかし、この想いを伝えたい。
P.135のLesson15の「『いま』をとらえる表現力」にて

すると、先輩はしずかに、手をすっと雪にかざし、女優のようによく通る声、
きれいな日本語で、こう言った。「寒いね、でも…」

「冬らしい」

瞬間、外の世界が一変したことを、いまも鮮やかに思い出す。
(以下略)
小説を読んでいるのか?いや、ギャルゲーの「Kanon」のライトノベルでも読んでいるのだろうか?
否、小論文や表現力を学ぶためにこの本を読んでいるのである。
それでもこれだけ鮮烈に心に刻まれるような文章を見かけた事がない。
(☆5つどころかメーターが振り切れて壊れてしまったようだ。)
続編もあるようだから本書を読んだら多分続編、続々編も期待できるだろう。
本書を読み終え、買う余裕があったら、買って読んでみたい。



河出書房新社
理解という名の愛がほしい??おとなの小論文教室。II
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