良く出来たおとぎ話
タイトルはグリム童話の「星の金貨」ですが、実際はアンデルセンの「人魚姫」をモチーフに描かれた作品です。
言葉を失った主人公が記憶を失った恋人に自分の思いをいかにして伝えるか?
そこに病院内の陰謀、恋人の弟の思いなどが絡み合います。
主人公の彩が恋人とその婚約者を見つめる表情がいいです。
言葉がしゃべれないから思いが伝わらないのではなく、恋人を愛しているから思いを伝えられないのだと思わせて切なさを伝えてくれます。
恋敵役の細川直美がこれまでの清純路線を捨てて、いい味を出しています。
酒井法子さんのいとおしさ
酒井法子さんのまなざしがいとおしくて・・・
多くの嫉妬や妬みのなか、人間として、女性としてこれ以上ないような
いとおしさが伝わってきます。
気持ちが疲れたとき、こんな人がいてくれたら、そしてもしそばにいるなら
などと考えさせられます。
酒井法子さんの声が聴けるのは、主題歌のみです。歌声もドラマが進むにつれ
素晴しくマッチして聴こえてきます。
一言も話さない酒井法子さんですが、その表情、身振りが言葉以上の表現をしており、
必見です。
きっと心が癒されると思います。
色褪せない私のいちばん大切なドラマ
障害を持つ方をテーマにした作品はたくさんありますが、「星の金貨」が先駆けではないでしょうか?聴覚障害者の彩と結婚の約束を交わした直後に記憶喪失になってしまう秀一。傍でただひたすら介護する彩の健気さ。秀一を奪おうとするライバルが現れても、自分との過去や約束をかたくなに彩が言おうとしないのは、自分が犠牲になっても愛する人に幸せになって欲しいと願うから。心では傷ついてても人前では気丈に振舞う彩は意地らしくて涙を誘う。いちばん評価したいのは台詞の全くない酒井法子の演技である。表情だけで視聴者の心に訴えかける完璧さ。50年後にもう一度観ても色褪せることのない名作だと思う。
★新鮮なキャスティングと切ない物語…★
耳も聴こえず口も聞けない少女、彩(酒井法子)と不慮の事故で記憶をなくしてしまう秀一(大沢たかお)、そんな彩に次第に惹かれていく秀一の弟、拓巳(竹野内豊)の悲しくも切ないラブストーリー、それが「星の金貨」である。今でこそ、こういった題材のドラマは少なくないが、当時トレンディドラマと呼ばれていた華やかで明るい題材をモチーフにした安っぽいラブストーリーが多かった中でこのドラマは異彩を放って、実に新鮮だった。 言葉をほとんど発する事の出来ない状況の中、酒井法子さんの手話と表情で感情を表現する演技の素晴らしさに加え、当時モデル出身であまり役者としてはまだまだ名の知れていなかった大沢&竹野内コンビがとても良かった。 舞台が病院だけあって、ただのラブストーリーにとどまらず、「生と死」についても深く考えさせられる。 まっすぐに彩への想いをぶつける拓巳の心を知りつつ、最後まで秀一への想いを断ち切れない彩だが、個人的には不器用だけど純粋な拓巳のほうに惹かれる。そういった意味では、ラストシーンに内心ホッとさせられたりする。 このまま彩の上に星が降り注ぐはずだったのに。 と、いうところで物語はさらに切なく悲しく「続.星の金貨」へ続くのだった。。。 でも、考えてみれば祥子(細川直美)さえいなければ、こんなにたくさんの人が傷つかずにすんだのにと思わずにいられない。演じた細川さんに罪はないけれど。
絶対、お勧めです!!
愛と感動の物語とはまさにこの作品の事を言うと思います!!出演者も酒井法子、大沢たかお、竹野内豊、と豪華キャストも去る事ながら、毎回息をつかせぬストーリーに釘付けになるはずです。もう、5〜6年前の作品ですが、何度見ても涙無くしては見れない名作です。相手を愛する真の気持ちの素晴らしさが伝わってきます。絶対お勧めです!!
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