学習指導要領の解説書 新学習指導要領に基づくとある通り、1998年(1999年:高校)に改訂された学習指導要領の解説書として使える。
それだけではなく、第二言語と英語習得、英語の4技能、教授法、評価、辞書指導、授業運営など全20章からなる豊富なトピックが魅力的。
2001年の書籍ですので、16章の「マルチメディア機器等の活用」の情報が少し古い印象を受ける。
(その部分に関してはそれほど目立って古いというわけではないので特に気にはならない)
英語の先生や先生を目指している方なら知っていて損のない情報を幅広く扱った書籍。
似たような書籍としてJACET編の『新英語科教育の基礎と実践―授業力のさらなる向上を目指して』
英潮社出版の『新英語科教育の展開 新訂版』などもあるの比較してからの購入をすすめる。
ただ,注視したいのは「学習指導要領」の改訂が間近に迫っているということ。
「学習指導要領」は約10年に1回ごとに改訂され,これまでに5回改訂されている。
前回が1998年だったので,そろそろ改訂の時期を迎えている。
この書籍を買った後すぐに,改訂版が発売するということこともあるので,そこを納得してから購入の検討を。
初読者には好適 教育法(教育方法)の著作をいくら読んでも,教員(の卵)の授業技術が改善されるはずはなく,改善のための糸口になるに過ぎないという,誰でもがわかる理屈を棚上げすると,章立ては至極詳細で,総論(第1〜3章),主体(第4〜5章), 英語教育概論(第6〜9章),各論(第10〜15章),教育手段(第16〜19章),まとめ(第20章)と意味段落分けできる。「教科書」だからどうしても理論的であり(実践に役立てるには実践そのものが必要),(大学)教員養成課程に在籍する読者層が想定されているのは避けられないが(専門的な成熟した読者層を想定),初読者には好適。<付録>の学習指導案は大いに参考になる。参考文献が一覧化されており(267〜82頁),索引もある(283〜90頁)。
★勉強になった。★ 今年度、研究公開を行い、大変参考にさせていただいた。
この本のレビューについて 英語教育に関する基本的事柄を網羅するには、この本を特にお勧めします。もう少し詳しい解説を要求したくなる個所もありますが、近年の早期英語教育やマルチメディア教材のトピックなどをも含み、かつわかりやすいのがとても評価できます。
深く,広く,新しい 「はしがき」を読んだ感じだと,この本は英語教育を学ぶ学生や教員志望の学生を読者に想定しているように思える.だが,私のような,現在教壇に立っているものが読んでも非常に有益であること間違いなしである. 本書を開くと,まず目次の章の多さに圧倒される.その数なんと20章.そして学習指導案のおまけつき.いわゆる概論書であり,英語教育に関わる事項のほぼ全てを扱っているといっても過言ではない.まず,広いのである. 次に,深い.4人の筆者が分担執筆していることで,各分野において,しっかりとした議論がなされている.説得力もあり,それに非常に分かりやすい.内容がすっと頭に入ってくる感がある.これは,忙しい英語教員にとって,とてもありがたいことである.(小難しい本は多忙時にはとても読んではいられない) さらに,どの章にも最新の情報が満載である.例えば,「マルチメディア機器等の活用」.例えば,「英語教員」の章.これだけ新しい情報に配慮がある類書はそう多くあるものではないだろう. 1冊で,たっぷりだが消化のよいご馳走が堪能できる.是非ご試食あれ.
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